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チラー 周辺情報 4-1. 冷却対象への通水経路がある場合

4-1. 冷却対象への通水経路がある場合

通水経路のある設備の冷却方法と対象設備例について説明しています。

一番シンプルな内容となるのが冷却対象への通水経路がある場合です。設備の冷却必要部分にあらかじめ設計仕様として熱交換器やジャケット配管など配置されていることもあります。設備仕様に応じて冷却水の設定温度・流量・吐出圧力が指定されています。稀に必要な冷却能力まで設備仕様に記載されていることもあります。
このパターンでは下図のように冷却対象物に直接冷却配管を接続して冷却水を供給することになります。

対象設備例
・高周波熱処理装置の発振機、コイルの冷却
・溶接機の発振機・トーチの冷却
・樹脂フィルム、ゴム等のロール冷却
・ロータリーエバポレーターなど蒸留・分留装置の冷却管
・射出成型、ダイカスト等の金型冷却
・水封式真空ポンプの冷却水

 

前の項目:3-1. 冷却水の種類と特徴
次の項目:4-2. 冷却対象が液体の場合

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