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組織マネジメント

組織マネジメントをメンバー目標に活用するポイントと導入のメリット

組織マネジメントをメンバー目標に活用するポイントと導入のメリット

会社には「売上高〇億円」など目標があり、その目標を達成するために社員は働いています。

しかし、会社の売上目標を漠然と追いかけるのは難しいため、通常は会社目標を事業部やチームに落とし込んでいき、社員は個人目標を追うことになります。

組織マネジメントを取り入れると、メンバー一人一人の目標を見出すことができ、会社の目標達成に寄与させることができるようになります。

今回は、組織マネジメントをメンバー目標に活用するポイントや導入のメリットなどをご紹介します。

1.組織マネジメントと目標の関係

組織マネジメントとは、会社をスムーズに運営するためのマネジメント手法であり、個人目標を明確にすることで、会社目標の達成につながるような仕組みを作っていきます。

そのため、管理職は会社としての目標を咀嚼し、メンバー一人一人に会社の目標達成に寄与する目標を設定することが求められます。

例えば、会社が「売上高〇億円」を目標としても、規模が大きすぎてしまい、「自分が頑張らなくても誰かが頑張るだろう。」と考えるメンバーが増え、しっかりと仕事をしないメンバーが増えてしまいます。

そうした状況に陥らないように、管理職は画一的な目標を立てるのではなく、メンバーそれぞれに明確な目標を割り当て、会社が掲げた目標の達成に関与させるような段取りを組む必要があります。

2.組織マネジメントをメンバー目標に活用するポイント

ここからは、組織マネジメントをメンバー目標に活用する際に押さえておきたいポイントをご紹介していきます。

目標を明確化する

会社としての目標が曖昧だと、メンバーは会社の目標達成に貢献できているか、評価されるかがわからず、やがてモチベーションが下がってしまう恐れがあります。

組織マネジメントを活用するためには、まず会社として達成したい目標を明確化する必要があります。

管理職は会社全体の目標が明確化されて初めて、会社としての目標を達成させるために、メンバーに必要な目標を設定できるようになります。

数字で示す

管理職はメンバー一人一人の目標に対し、数値など具体的な指標を示すことも求められています。

営業であれば売上や訪問件数など目標設定は容易ですが、バックオフィスや補佐がメイン業務のメンバーにも、明確な数値目標を立て、全員で会社目標に向かって動いていく仕組みを作るようにします。

具体的な目標を立てることで、メンバーの業務改善ができるようになり、より良い結果と本人の成長につなげることができます。

3.組織マネジメントを導入するメリット

次に、目標達成のために組織マネジメントを導入するメリットについて見ていきましょう。

メンバーと会社の整合性が取れる

メンバーに明確な目標が設定されていると、メンバーの成果と会社の目標達成に整合性が取れるようになり、ズレが生じた場合は軌道修正ができるようになります。

メンバーの努力が会社目標や会社の目指している方向性とマッチすることで、適正な評価を下すことができ、結果的にモチベーションを維持することにもつながります。

管理職はメンバーの成果を定期的にチェックし、貢献度や方向性のズレをメンバーと共有することで、会社目標の達成を目指していきます。

メンバーが成長する

組織マネジメントがメンバーの目標設定に取り入れられることで、メンバーの成長も促すことができます。

組織マネジメントがうまく機能すると、メンバーは自分の成果が目標に届いていない場合、どう行動すれば成果につなげられるか、成果を挙げられていない原因は何かなどを自発的に考えるようになります。

この過程で、メンバーは仕事のやり方や行動を改善し、自分自身の成長につなげることができるようになります。

生産性が向上する

「メンバーが成長する」の項目でご紹介したように、メンバーが自発的に仕事のやり方などについて考えるようになると、同時に仕事の生産性も向上していきます。

メンバーが自発的に考え、行動するようになると、組織としてうまく機能する方法も模索するようになります。

管理職は、組織としてのバランスを考えながら仕組みを構築することで、生産性を向上することができます。

生産性が上がると会社としての目標達成にも大きく寄与し、管理職はメンバーに対してさらに高い目標を設定することも可能になります。

ただし、さらに高い目標を課されることでモチベーションが上がるメンバーもいれば、逆にモチベーションが下がり生産性を落としてしまうメンバーもいるため、メンバーの能力や資質などを鑑み、適宜目標を調整する必要があります。

4.目標を設定する際の注意点

メンバーに目標を設定する際は、多くの観点で注意を払わなくてはいけません。

ここでは、特に注意してほしい3つのポイントについて簡単にご説明します。

実現可能な目標にすること

管理職がメンバーに実現困難な目標を設定してしまうと、結果が伴わないことはもちろん、メンバーのモチベーションも大きく下がってしまう恐れがあります。

目標を設定する際は、今の実力では達成が難しいものの、努力すれば達成できそうなイメージを持てる目標にすると良いでしょう。

メンバーの能力によって、目標達成をイメージできる目標に違いがあるため、画一的なものではなく、それぞれにあった目標を立てるようにしましょう。

定期的に目標を見直すこと

新規事業が失敗した、特需があったなど、様々な要因で計画通りにいかないケースは発生します。

そのため、管理職は会社全体の目標の進捗情報を定期的にチェックし、状況に応じてメンバーの目標を見直すようにしましょう。

期限を設定すること

メンバーに目標を課す際に期限を設定することも大切です。

期限を設定することで、仕事の先延ばしを防ぎ、目標達成のためにやらなければならないことを意識させることができます。

また、管理職はメンバーの期限に対する進捗を定期的にチェックし、滞っている場合はプレッシャーをかけるなど、時には引き締めを行うことも必要です。

5.管理職が身につけるべきスキル

最後に、メンバーが目標を達成するために管理職が身につけるべきスキルの中から、特に必要な3つのスキルをご紹介します。

分析力

ここで言う分析力とは、会社の目標を達成するために、どのような問題があり、何をすれば解決できるのかを的確に判断し、メンバーに共有するスキルを意味しています。

この分析力が備わっていないと、メンバーに明確な目標を設定することができません。

また、メンバーに目標を設定する際は、それぞれの性格や能力、特性、適性なども考慮する必要があります。

評価力

メンバーの活躍を適正に評価する能力も、管理職が身につけておくべきスキルの1つです。

具体的には、メンバーに課した目標の達成度を定期的にチェックし、設定した基準に達成しているかどうかで適正な評価を下すことが重要です。

その上で、普段の働き方や様子を見ながら目標達成に必要なサポートを行うことで、メンバーのモチベーションを高く維持することができます。

支援力

支援力とは、目標達成に向けて行動するメンバーの問題を解決するスキルのことを言います。

メンバーが仕事を進める中で、時に自身の能力では乗り切ることが難しい問題に直面することもあります。

自分がその業務を手伝うことは簡単ですが、メンバーのスキルや状況を判断した上で、適切なサポートを行う必要があります。

6.まとめ

会社の重要な経営資源であるメンバーの能力が最大限に発揮されることで、会社の目標は達成に近づきます。

そのためには、管理職が組織マネジメントを使ってメンバー一人一人に明確な目標を設定する必要があります。

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