屋外制御盤/キュービクルの上手な運用方法

屋外に制御盤を設置する場合は、屋内に設置する場合以上に周囲から受ける熱の影響が大きくなります。こちらでは屋外に制御盤/キュービクルを設置する場合の上手な熱対策方法について説明します。

熱負荷(侵入熱)を低減する

屋外盤は、盤内機器からの発熱以上に直射日光(侵入熱)の影響は大きいものです。
盤内温度が上昇すると、機器の温度寿命だけでなく、機器や絶縁体の変形、ブレーカなどの保護機器の誤動作や、負荷電流値の割合の低下、消費電流・消費電力の変動、計器類の誤差の発生など、さまざまな影響が発生します。

設置場所

・日射熱量の大きい南面/西面に、屋外盤の正面や背面が直射日光に面しない向きを検討する。

・建物やフェンスなどの日陰となりうる建造物などの近くの設置を検討する。

・風通しの良い場所を選ぶ。

・近くの照り返しの強い場所や物を避ける。
例:窓ガラス/SUSなどの金属筐体/サイディング

遮熱対策

・コンクリートなどの基礎で地熱から遮熱した設置をする。

・屋根付きの屋外盤にする。

・直射日光を避ける庇(ひさし)や軒下を検討する。

・遮熱板(2重板)を受光面(盤表面)に追加する。

※詳細は専門のパネルメーカーにご相談ください。

断熱方法

・断熱材を盤内の受光面に追加する。

・断熱塗料を盤表面に塗る。

・地面からの照り返し対策をする。

※詳細は専門の断熱材料メーカーにご相談ください。

盤内の熱を逃がす

盤内からの発熱、盤外からの熱の侵入は避けられないため、発生した熱を上手く盤外へと放熱することが重要です。

通気口を開ける

・吸排気のための通気口を開ける。

参考イメージ

通気口を開ける

・換気ファンを設置する。

・換気ファンを増設する。

・熱交換器を設置する。

・盤内循環方式や換気方法を見直す。

・開口面積を見直す。

※詳細は専門の換気ファンメーカーにご相談ください。

盤内を冷却する

・屋外タイプの制御盤クーラーを設置してください。
アピステの屋外用制御盤クーラーは水や湿気の多い場所でも使用できるよう本体鋼板はオールステンレスボディとし、内部構造においても冷媒配管には防錆性・耐塩水性を高めた塗装方法を採用しています。

・屋外では冷却能力に十分余裕のあるクーラーを選定してください。
冷却能力が1 クラス~ 2 クラス上のインバータタイプの盤用クーラーを推奨します。

・制御盤用クーラーは、1 台で「冷却」「除湿」「防塵」の3 つの効果があります。
アピステでは、制御盤の温度が35℃になるのを基準としています。

参考リンク→制御盤用クーラー 導入事例
参考リンク→ノンフロン SUSボディ(屋外仕様)

ひとくち解説省エネ効果を高める選定の仕方

熱負荷に対して冷却能力が大きいタイプを選ぶと、稼働率が低くなり消費電力が小さくなります。
特にインバータタイプは回転数制御により熱負荷率を小さくした時の省エネ効果は絶大です。
(参考:ENC-GR1500L-SUSで64%ダウン)

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