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工場の目標が果たす役割とは?目標の立て方と達成のポイント

工場の目標が果たす役割とは?目標の立て方と達成のポイント

工場の目標には、売り上げを維持する「生産目標」の他に、よりよい工場運営を目指すための「全体目標」というものがあります。

工場管理者は、この全体目標や達成計画の設定を任されることも多いのではないでしょうか。

工場の全体目標は、工場の問題点を改善し、生産の効率化や競争力アップにつながる非常に重要なものです。

今回は、工場の全体目標が果たす役割と目標の立て方、達成させるためのポイントについて詳しく解説します。

1.工場の全体目標が果たす役割

工場の全体目標とは、工場全体の方針や改善策などを全作業員と共有するために掲げるもので、工場管理者が設定するのが一般的です。

全体目標の主な例としては、5S徹底や事故率低下、納期短縮など、現在の課題に対する改善策や効率化が挙げられます。

部門目標と個人目標は、この全体目標を達成するために、部門や個人がどのように動くかを具体的に落とし込んだものになり、スタッフ全員がひとつの指標に向かって動くことで、大きな目標でも実現が可能になります。

このように、工場の全体目標とはすべての改善行動の中心であり、全スタッフの行動指針を決める非常に重要な役割を担っています。

2.工場における目標の立て方

それでは、工場の目標の立て方を流れに沿って詳しくみていきましょう。

売上達成のために行う項目を決める

工場で最も重要なことの一つは売上達成です。目標設定は、そのために必要な項目を洗い出し、下記3つの方法のいずれかで行います。

・弱みを改善する
・強みをさらに伸ばす
・新たに何かを始める

例として、納期遅れが顕著であればロジスティックの負担軽減や強化(弱みの改善)、職人技術が高いのであれば技術の継承(強みの強化)や新技術開発による競争力向上(新たな取組)などが挙げられます。

工場が置かれている状況を冷静に分析し、弱みは改善し、強みは延ばすための項目を決めることで、売上達成に向けた今後の目標指針を決定します。

達成基準を定める

売上達成のために行う項目が決まったら、「何をもって目標が達成したと言えるのか」といった基準を明確に定めます。

「いつまでに」、「何を」、「どのくらい」といった内容の数値化が理想的ですが、数値化が難しい項目の場合には、誰もがわかるように詳細な言葉に置き換えましょう。

例えば、「半年間で生産性を20%アップする」、具体的な数値が示せない場合は「今年度中に、現状より生産性を上昇させ、安定した黒字化を図る」といったものです。

こうした具体的な達成基準と、売上達成のための改善項目を明確に記載したものが、工場の全体目標となります。

部門目標・個人目標に落とし込む

明確な達成基準とそれに伴う改善項目が明らかになれば、あとは、具体的にスタッフがどう動くかが重要になってきます。

全体目標達成のために必要な項目を部門レベル、個人レベルに落とし込むのが部門目標、個人目標です。

例えば、「半年間で生産性を20%アップする」という全体目標のために、部門レベルでは「不良率を3%以下にする」、個人レベルでは「1日あたりの生産数を80個にする」といった具体的な目標を提示します。

全体から部門、個人へと、かみ砕きながらより具体性のある内容に落とし込むことで最終的に工場全体の生産性を高め、全体目標の達成に繋がります。

3.工場の全体目標を達成させるポイント

全体目標を達成させるためには、何をどのように改善すべきかを明確に伝える必要があります。最後に、設定した全体目標を達成するためのポイントを確認しておきましょう。

どうすれば達成できるか明確にする

引き続き、先程の全体目標「半年間で生産性を20%アップする」を例に見ていきましょう。

この場合のゴールは、生産効率をアップすることなので「作業効率をあげるための動線確保の徹底」や「作業時間のムダを削減するための在庫配置の効率化」といった行動目標が有効です。

現在、生産効率を落としている要因を分析し、明確な行動目標を設定することが大切です。また、いつまでにどのくらい達成すべきなのか、目標のゴールは具体的な数字で示しましょう。

成果を見える化する

目標の達成状況や成果の「見える化」は必須といわれています。管理者のみならず全スタッフが行動の成果を共有することでモチベーションが高まり、目標達成につながりやすくなります。

すべてのスタッフが簡単に閲覧できるよう、目標進捗率の張り出しやデータ化を行うことはもちろん、生産管理システムなどを活用して、実際の不良率や生産リードタイム、事故率などの増減も閲覧可能な状態にしておくことが大切です。

成果の見える化は、目標の達成状況を確認できるだけでなく、改善ポイントを早期に発見できる、改善評価をスピーディーに行えるといった効果も期待できます。

PDCAをあきらめずに繰り返す

目標達成のためには、設定後にPDCAを繰り返し行うことが重要です。

PDCAとは、Plan(プラン)、Do(実行)、Check(チェック)、Action(行動・改善)の4つのサイクルを繰り返すことで、業務を期待する状況まで改善する方法です。

期待された成果が得られない場合は原因をチェックし、実行されているか、プランに無理はないかなど、常に検証と見直しを行い、目標を達成するための行動が確実に行えるように繰り返し調整をおこないましょう。

部門目標・個人目標は管理者が決める

部門目標や個人目標は、全体目標達成のために設定する目標です。スタッフに任せきりにせず管理者が主導して内容を決定しましょう。

部門長やスタッフが一人で決めてしまうと、全体目標との乖離が起きる、個人の利益が優先されるといった問題が出ることがあります。

スタッフのモチベーション維持のために意見を取り入れることも必要ですが、あくまで管理者がリードして、全体目標達成とのすり合わせを怠らないように注意しましょう。

4.まとめ

工場の全体目標とは、工場全体の方針や改善策などを全員で共有するために掲げるものであり、管理者から一作業員までが同じ指針にむかって行動することで目標達成を実現しやすくする効果があります。

全体目標の設定は、売上目標に影響を与えている課題から行動すべき項目を決定し、具体的な期限や達成数字も明確にすることが重要です。部門目標や個人目標は、全体目標を達成するためにどうするべきかという視点で、落とし込んだ内容を設定します。

また、目標は設定して結果を待つのではなく、常に達成状況を見える化し、PDCAを繰り返しながら成果に近づけることが大切です。

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