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組織マネジメント

組織マネジメント推進のために管理職に必要なスキル

組織マネジメント推進のために管理職に必要なスキル

組織マネジメントは、組織をスムーズに運営するための手法で、管理職に就いている人には必須の能力です。

どれだけプレーヤーとしての能力が高かったとしても、組織マネジメントができなければ事業の成長につなげることはできません。また、個人においてもキャリアステージが上がりません。

そこで今回は、組織における管理職の役割や組織マネジメントを推進するうえで必須のスキルなどをご紹介します。

1.組織マネジメントにおける管理職の役割

組織マネジメントにおける管理職の役割は、一言で表すと部下の能力を引き出してチームの成果を最大化させることです。

個人で出せる成果には限りがあるため、部下をマネジメントしチームとして機能させることで、自分一人では出せない大きな成果を納めることができます。

そのため、管理職には「部下の目標達成」を念頭に置き、あらゆる手段を行使していくことが求められます。

ここで言う「部下の目標達成」は、自分の管理する部下一人一人に明確な目標を割り当て、会社が掲げた目標の達成に関与させることです。

2.管理職が引き起こしがちな組織マネジメント上の問題

「部下の目標達成」が組織マネジメント推進の肝ですが、部下をマネジメントする管理職としてのスキルが不足していると、部下はもちろん、チームや会社全体にもさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。

ここからは、管理職が組織マネジメントを推進するうえで引き起こしがちな3つの問題について見ていきましょう。

・プレーヤー側に偏る
・自分の仕事まで部下に押しつけ放任する
・自分の基準で物事を判断する

プレーヤー側に偏る

ほとんどの管理職がプレーヤーを兼務していることが一般的ですが、自身の仕事がプレーヤーに偏ってしまうと、チームのマネジメントが疎かになり、部下の能力向上やチームワークに悪影響を与えてしまいます。

この問題は、プレーヤーとして優秀だった人ほど陥りやすく、自身のスキルを磨き、自分の仕事で結果を出すことにこだわる傾向があります。

このように、プレーヤー体質から抜け出せない場合は、組織マネジメントの研修に参加するなど、マネジメント力を向上させるための取り組みが必要となるかもしれません。

自分の仕事まで部下に押しつけ放任する

部下を放任することも管理職が引き起こしがちな問題の1つです。

「部下に全ての権限を与え、自由に仕事をさせる。」と言えば、一見聞こえは良いのですが、それでは部下が好き勝手に仕事を進めて想定外の失敗をしたり、どう仕事を進めていいかわからず、結果的に何も成果を出せずに終わることも考えられます。

また、普段から部下の仕事の進捗などを把握していないと、何か問題が起こった時や新しい環境になった時に、管理職として適切に対応できないでしょう。

自分の基準で物事を判断する

「自分ができたのだから部下もできる。できないのはおかしい。」と、自分の基準で物事を判断しがちな管理職も少なからず存在します。

このような管理職は、自分がプレーヤーだった頃と同等の成果を挙げることができない部下に対して、厳しい指導や育成を行ってしまいがちです。

必要な教育はすべきですが、必要以上の成果を求めずに、部下一人一人の能力や持ち味などを把握して、適材適所に配置することで、チームとしての成果を最大限に高めることができます。

3.組織マネジメントを推進するうえで管理職に必須の4スキル

管理職起因の問題がわかったところで、ここでは組織マネジメントを推進するうえで管理職が身につけるべきスキルを4つご紹介します。

①.目標設定スキル
②.業務効率化スキル
③.支援スキル
④.判断スキル

①.目標設定スキル

目標設定スキルとは、会社から目標を達成するために何が求められているのかを把握し、自分のチームを取り巻く環境を踏まえ、チームや部下に何をすべきかを説明し、個別に目標設定できる能力を示しています。

繰り返しになりますが、管理職の役割は「部下の目標達成」を念頭に、自分のチームをマネジメントして成果を最大化することです。

会社の目標を達成するためには、それぞれの能力や特性、適性、性格などを十分に分析したうえで、一人一人に適切な目標設定をしていく必要があります。

②.業務効率化スキル

業務効率化スキルとは、チームとしての業務効率を高めることです。

多くの管理職はプレイングマネージャーですので、プレーヤー時代と同様の考え方で業務効率をしていては、チームとして機能していきません。

特に陥りがちなミスは、特定の優秀な部下に業務を渡しすぎることです。

チームとして業務効率を高めていくためには、スケジュールや期待値をコントロールし、仕事を分散して任せていく力が求められます。

③.支援スキル

支援スキルとは、目標達成に向けて行動する部下の問題を解決するスキルのことです。

部下が仕事を進める中で、自身の能力では乗り切ることが難しい問題に直面することもあります。

自分がその業務を手伝うことは簡単ですが、助言に留めるのか、あえて失敗させるのか、部下の能力や状況などを判断した上で、適切なサポートを意識しましょう。

④.判断スキル

チームや部下の状況を鑑みて、正確な判断を下す判断スキルも管理職にとって必須のスキルです。

部下のスキルや業務内容、業務量、会社の方針、市場環境など、正確な判断を行うには、できるだけ多くの仕事に関する情報を収集することが大切です。

判断スキルを高めるために、例えば「この商品はなぜ売り上げが伸びなかったのか。」など、問題意識を持って情報を集めるといいでしょう。

4.スキルを高めるための方法

管理職としてのスキルを高めるために、まずは組織マネジメントや管理職に関連する書籍を読み、内容をよく理解したうえで自身のチームや部下のマネジメントに活用することをおすすめします。

例えば、前の章で説明した目標設定スキルを高めたい場合、目標設定や行動計画に関する書籍を何回も読み込むことで、どのように部下に仕事を割り振れば目標を達成できるかなどのノウハウが身についてきます。

また、短期間でスキルアップを図りたい場合はセミナーや研修もおすすめです。

セミナーや研修では、組織マネジメントのポイントをわかりやすく解説しているので、短時間でスキルアップのためのポイントを掴むことに適しています。

5.まとめ

組織マネジメントを推進するうえで、管理職にはチームや部下の成果を最大化させるためのスキルを身につけることが必要不可欠となります。

書籍を読んだり、セミナーに参加するなどして管理職としてのスキルを高めていきましょう。

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