集塵機の選び方
Webで機種選定をご希望の方
機種選定のための詳細情報を入力いただくことで、
自動計算をして現場にマッチした機種を選定致します。
商品導入をご検討の方
商品導入にあたっての現場確認、商品詳細や価格などの
お問い合わせはこちらからお気軽にご連絡ください。
集塵機の選び方
集塵機は必要風量をもとに機種を選択します。以下の順番で必要風量を確認してください。
集塵機で捕集したい粉塵の種類・発生源を確認
まず、粉塵の種類や発生源の状況を正確に把握することが重要です。粉塵の粒径や性質に応じて、適切な選定する必要があります。
また、発生源の把握も重要です。粉塵が加工機、搬送装置、あるいは作業者の手元など、どこから発生しているかが、集塵方法やフードの設計に大きく影響します。
集塵機の効率を上げるフードの種類と設置方法を決定
粉塵を効率よく捕集するには、フード(吸込み口)の選定と設置位置が重要です。発生源を覆うような囲い式フードや、外付け式フードなど、用途に応じて選びます。適切な設置位置・距離がないと、十分に吸引できません。
法令遵守に必要な集塵機の制御風速
粉じん障害防止規則にはフードの型式に応じて局所排気装置の性能を得るための制御風速が定められています。
粉じん障害防止規則(粉じん則)で告示されている制御風速
粉じん則第27条第1項ただし書の規定による制御風速
フードの型式 | 制御風速(m/s) | |
---|---|---|
囲い式フード | 0.7 | |
外付けフード | 側方吸引型 | 1.0 |
下方吸引型 | 1.0 | |
上方吸引型 | 1.2 | |
備考
|
粉じん則第4条又は第27条第1項ただし書の規定による研削盤、ドラムサンダー等の回転体を有する機械の制御風速
フードの設置方法 | 制御風速(m/s) |
---|---|
回転体を有する機械全体を囲う方法 | 0.5 |
回転体の回転により生ずる粉塵の飛散方向をフードの開口面で覆う方法 | 5.0 |
回転体のみを囲う方法 | 5.0 |
備考
|
集塵フードの形状別に集塵機に必要な風量を計算
前項で決定した制御風速とフードの種類・形状から必要風量を算出します。
フードの型式 | 略図 | 風量Q(m3/min) |
---|---|---|
囲い式 | ![]() |
Q=60·A·Vo =60·A·Vc Vo:開口面の平均風速[m/s] |
外付け式 (長方形または円形キャノピー型フード) |
![]() |
Q=60·VC·(10X²+A) |
外付け式 (自由空間に設けたフランジ付円形 または長方形フード) |
![]() |
Q=60·0.75·VC·(10X²+A) |
外付け式 (自由空間に設けた円形 または長方形フード) |
![]() |
Q=60·1.4·P·H·Vc |
さまざまな現場のお悩みにも、アピステは全力でサポートします