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チラー選定の流れ チラーの冷却能力の計算 チラーのポンプ能力の決定

■冷却能力の決定方法

負荷(装置)から出口・入口冷却水温度と循環水流量から冷却能力を算出

設定した冷却対象装置の出口・入口の冷却水温度と循環水流量を用いて「負荷容量」すなわち冷却能力を算出することができます。

設定した数値をこの式に投入して計算してください。

●Q :負荷容量【kw】= 冷却能力
●Cb :循環水の比熱【cal/g℃】= 「水」は約1.0【cal/g℃】
●γb :循環水の密度【g/m³】= 「水」は約1.0【g/m³】
●Lb :循環水流量【L/min】
●Tin :負荷入口温度【℃】
●Tcut:負荷出口温度【℃】

循環水20L/minのとき

※算出例
循環流水量 : 12L/min
循環水装置出口温度 : 35℃
循環水装置入口温度 : 30℃
循環水は水とし、比熱は1.0【cal/g℃】、密度を1.0【g/m³】とする。

負荷容量=0.07×1.0×1.0×12×(35-30)=4.2
安全率20%を見込んで 4.2×1.2=5.04【kw】
負荷容量5.04【kw】を上回る冷却能力を持つチラーを選定します。

●チラーの冷却能力について

グラフは、循環水の温度、周囲温度(水冷式の場合は冷却水温度)とチラーの冷却性能の関係を示すものです。このグラフを利用して必要な冷却能力を算出することができます。

循環水温度25℃、周囲温度20℃の場合、このチラーの冷却能力は約3500Wとなります。

被冷却対象物の冷却時間、温度から冷却能力を算出。

冷却対象物の冷却時間、温度から冷却能力を算出することができます。その場合には冷却対象物の密度を確認する必要があります。

直接、負荷容量を算出する方法もあるわよ。

「温度」のエキスパート:温子先生

●Q :負荷容量
●Vs :被冷却対象物の体積【㎤】
●Cs :被冷却対象物の比熱【cal/g℃】
●γs :被冷却対象物の密度【g/㎤】
●Tb :被冷却対象物の冷却前温度【℃】
●Ta :被冷却対象物の冷却後温度【℃】
●t :被冷却対象物の冷却時間【時間】

※算出例
幅730mm、長さ920mm、厚み20mmのアルミ板を、3分で34℃から24℃まで冷却する場合の負荷容量を計算する。但し、
アルミの比熱を0.215【cal/g℃】、密度を2.7【g/m³】とする。
負荷容量=73×92×2×0.215×2.7×(34-24)÷860000÷(3/60)
=1.81
安全率を20%を見込んで 1.81×1.2=2.18【kw】
負荷容量2.18【kw】を上回る冷却h能力を持つチラーを選定します。

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